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TasPack®-TD

滅菌済みガラスバイアル(大成化工株式会社との共同開発品)

国産初の滅菌済みガラスバイアル※国内で採用実績あり

「TasPack®-TD」は全ての製造工程を国内で行う初の国産滅菌済ガラスバイアル製品(ネスト包装)で、Made in Japanの高い品質と共に、安定供給をお約束します。「TasPack®-TD」は小ロットでの対応も可能で、主にガラス容器を使用する研究開発に携わる皆様の日常に、「快適と便利」をお届けできる製品となっております。
「TasPack®-TD」は発売後すでに治験や再生医療(PRP等)向けの容器として御使用頂いており、少量多品種を製造する医薬品メーカー様や、再生医療を含めた新規の製剤開発を進める研究所や医療機関様から大変ご好評を頂いております。

「TasPack®-TD」のもたらすメリット

「TasPack®-TD」はお客様のあらゆるニーズにお応えいたします。

  • 製剤製造ラインのコンパクト化
    と管理コストの削減
  • RTU(Ready To Use)
    により即充填可能
  • 容器の滅菌保証(SAL=10-6)
    により品質業務の負担を軽減
  • 国内製造による大幅なリードタイム
    の短縮と調達リスクの軽減
  • 小ロット対応による
    管理リスクの軽減

国際規格(ISO)に沿った

バイアル寸法、形状

国際規格に対応したバイアル形状で、海外向けの検討にも使用可能です。現在のラインナップはISO2R及びISO10Rサイズで、その他のサイズも順次準備していきます。

  • ISO2R(Φ16×35mm)ネストタブ方式:100本入
  • ISO10R(Φ24×45mm)トレイ方式:64本入

注射用水(WFI)を使用した洗浄、脱パイロジェン工程、エチレンオキサイドガスによる滅菌

洗浄はWFIを使い、クリーンルームで洗浄、脱パイロジェン処理を行います。更に全数外観目視検査を行い、滅菌は国内外で実績のあるEOG滅菌を施し、3年の滅菌保証を備えた高品質な滅菌済バイアルを供給します。

バイアルは全て低アルカリ品(VIST)で3局(USP,EP,JP)対応のガラス容器として使用可

バイアルは弊社VIST処理技術(低アルカリ処理)を使い、日本薬局方(JP)、欧州薬局方(EP)、米国薬局方(USP)の3つのガラス容器局方試験に適合するバイアルを供給します。海外で問題になったデラミネーション(USP<1660>)にも効果を発揮します。
VISTバイアルはすでに国内で累計3億本以上の使用実績があり製薬企業様に広く使われています。

国内製造による調達リスクの低減

現在、日本国内にとどまらず世界各国での新型コロナウィルス感染拡大の影響で、特にヨーロッパ、アメリカからの物流が不安定な状況となっております。すべての製造工程を国内で行う「TasPack®-TD」は、お客様の調達のリスクを大幅に低減し海外製品と比べリードタイムを大幅に短縮することをお約束します。

製造フロー

ガラスバイアル成形
  • 生地管洗浄
  • 瓶成形
  • アニール
  • 検査
  • 包装
  • 一次出荷判定
洗浄・乾燥
  • ジェット洗浄
  • WFIリンス
  • 乾熱炉(脱パイロジェン)
検査・包装
  • 全数外観検査
  • ネストタブへの挿入
  • タイベック紙で封
  • 滅菌袋包装
EOG滅菌
ISOに準拠した滅菌設備にて滅菌バリデーションを行いSAL=10-6の滅菌保証を確立
最終出荷判定
ISO品質保証システム則った出荷判定の後出荷を行う